「ふるさといわて創造プロジェクト（文部科学省　地（知）の拠点大学による地方創生推進事業　平成２７～３１年度）」では、岩手県内の高等教育機関、自治体、経済団体、産業団体等との協働により、大学生等にとって魅力ある就職先を創出・開拓するとともに、地域が求める人材を養成するために必要なカリキュラムの改革を行い、岩手を創生する中核となる「ひと」の育成と岩手県内への定着へ取り組むこととし、また、意思決定の場として「ふるさといわて創造協議会」を設置し、「学生が地域を知る取組」「地域リーダー・起業家人材の育成」の２本柱の下、参加高等教育機関共通の「ふるさといわて創造人材教育プログラム」、学生と企業が知り合う場「ふるさと発見！大交流会inIwate」、インターンシップin東北を中核に市町村等と連携して地域での仕事や暮らしを知る「地域志向インターンシップ」、起業家人材の育成を図る「いわてキボウスター開拓塾」などの取組を進めてまいりました。
補助事業期間終了後、「ふるさといわて創造人材育成プログラム」は高等教育機関が、「ふるさと発見！大交流会inIwate」「地域志向インターンシップ」は地域主体の取組として各自治体が継続して実施し、「いわてキボウスター開拓塾」は令和２年４月末に設立された株式会社イノベーションラボ岩手がイノベーション人材を育成する事業として開設した「イノベーションスクール」として継承していくなど事業の趣旨を継承した取組がなされ、また、令和３年６月には地域に貢献する優れた人材の育成・地域への還元と高等教育機関が持つ専門性や特色がより一層地域社会で活かされる地域づくりを目指し、県内全ての高等教育機関と経済・産業団体、岩手県、岩手県教育委員会など２１の団体で構成する「いわて高等教育地域連携プラットフォーム（代表：岩手大学　小川学長）」が設置されました。
これらを鑑み、令和３年１０月１日をもって「ふるさといわて創造協議会」を解散いたします。
会員をはじめ皆様の多大なるご支援にお礼申し上げるとともに継続される取組への格別のご協力を賜りたく、よろしくお願い申し上げます。

令和３年１０月